富山県警(氷見警察署)の冤罪が酷い!捜査員の処分や被害男性の現在は?【アンビリバボー】

こんにちはkaznaoです。
2020年4月2日の奇跡体験アンビリバボーで
富山県で起きた冤罪事件を特集します。
この時の富山県警
氷見警察署の捜査が杜撰すぎて
それで仕事をしているつもり?
という内容でした。
冤罪が発覚し当然関係者や捜査員に
処分が下されたはずなので
その処分内容や冤罪被害にあった
男性の現在がどうなっているのか調べてみました。
富山県警(氷見警察署)の冤罪が酷い!
富山県で起きた冤罪事件は
氷見事件、富山事件と呼ばれ
当時は大問題になりました。
事件の概要は
平成14年に富山県氷見市で起きた
女性に対する暴行事件で
元タクシー運転手の柳原浩さんが
容疑者として逮捕されました。
決め手となったのは
被害者の供述から作られた似顔絵に
似ているという事でした。
現場に残された遺留品は
柳原浩さんが犯人と示すものではなかった
にもかかわらず
富山県警、検察、裁判所は
柳原浩さんを犯人としてたのです。
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誤認逮捕でも刑務所に収監
裁判の結果
柳原浩さんは懲役3年の実刑判決が下ります。
平成14年12月~平成17年1月まで
服役することとなったのです。
無実でも罪を認めれば有罪となる
状況が一変したのは
柳原浩さんが出所してから2年がたった
平成19年1月の時です。
鳥取県警が逮捕した人物を取り調べていると
富山で起きた事件に関与していることが
判明したのです。
手口やDNAが一致という
誤魔かしようのない事実が発覚し
富山県警は誤認逮捕したことを
認める以外に方法はありませんでした。

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富山県警・氷見警察署の捜査員の処分や被害男性の現在は?
誤認逮捕で一人の男性の人生を
完全に狂わせてしまった冤罪事件は
許される事ではありません。
冤罪事件に関わったのは
氷見警察署の捜査員、署長
富山県警の本部長
富山地方検察庁の担当検事
富山地裁の裁判官
柳原浩さんの弁護士
これ以外にも関係者がいると思いますが
主な関係者はこれぐらいです。
仕事を果たすことが出来なかったのですから
懲戒処分を受けているはずです。
冤罪事件が発覚して
どのような処分が下されたのか調べてみました。
冤罪が発覚後の流れ
富山県氷見市で起きた暴行事件の
真犯人が発覚した平成17年1月に
富山県警が柳原浩さんの親族に謝罪しています。
この親族が誰かなのですが
父親は柳原浩さんが服役中に亡くなっているので
恐らくは柳原浩さんの兄だと思われます。
柳原浩さんの冤罪が分かったので
名誉を回復するため
柳原浩さんの無罪判決を求める
再審請求を富山地裁に行いました。
そして平成17年10月に
柳原浩さんの無罪判決が確定しています。
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関係者の処分は?
平成19年1月の読売新聞によれば
富山県警の岸田憲夫警務部長(当時)は
事件を捜査した関係者を処分しない
と発表しています。
その理由は
当時の捜査員の故意や重過失が
原因で起こったものではなく
組織的な捜査の結果と認識しており
現時点で処分は考えていない
ということです。
富山県警は捜査に誤りがあったのは認めました。
ここでいう誤りとは
被害男性の自白の裏付け捜査が不十分だった
ことに対してだけで
捜査自体は適切だったと言っているのです。
さらには平成19年当時の法務大臣である
長勢甚遠(ながせじんえん)さんも
「自白の強要については違法性が無いと述べ
当時の捜査員に対して処分は行わない」
と決定づけています。
捜査関係者は処分なし
裁判官、検察官、弁護士などの
当時の関係者はどのような処分があったのか
特定することが出来ませんでした。
ですが冤罪事件当時の関係者が
取調官が
県警捜査一課・長能善揚警部補
#アンビリバボー
富山の氷見冤罪事件だな。
ちなみに当時の捜査官の名前は長能善揚。
動画も上がってる。それ以外の捜査関係者は天下りとかしてるらしい。https://t.co/baX1v5CLFs— テュルフング (@tokutoga) April 2, 2020
富山地検が
松井英嗣・検察官事務取扱副検事
富山県地裁高岡支部
中牟田博章裁判官
という情報がありました。
警察関係者は処分なしの決定なので
関係者すべて責任を取っていない可能性が高いです。
ひょっとすると今現在は天下りをして
悠々自適な生活をしている可能性もありますね。

謝罪は形だけのものだった?
富山県警が誤認逮捕を謝罪した後日に
柳原浩さんは富山地検に呼び出されています。
理由は?
当時の取り調べ捜査官、担当検事を恨んでいません
というウソの調書を作らせるためです。
人生を狂わされているのに
恨まないわけがないです。
それを富山地検に有利な内容を書かせるって
一体何様なんでしょう。
怒りがこみ上げてきます!
柳原浩さんの現在は?
冤罪事件により多大な損害を与えられたので
損害賠償請求の金額は約1億円と高額です。
内訳は
逮捕されてから冤罪が確定した7年間で
本来なら得るはずだった
柳原浩さんの収入約3440万円と
慰謝料6000万円に弁護料1000万円です。
実際に勝ち取れた金額は約1996万円と
請求金額の5分の1です。
そこから弁護料を引いて
手元に残ったのは1000万円ほど。
1000万円ももらえたのならいいじゃないか!
と思われる方もいますが
それは仕事を持って家がある人だけです。
柳原浩さんは無罪が確定してからも
再就職を目指しますが25社すべて不採用で
直に生活資金は底をつき
東京都杉並区で生活保護を受けているそうです。
(2014年7月情報)
2020年現在はどのような生活をしているのか
情報は見つかりませんでした。
番組放送後の感想は?
書き込み全てが非難一色です。
事件関係者はこの放送や書き込みを見て
一体何を思うのでしょうか?
4月2日の奇跡体験アンビリバボー
突然、覚えのない罪で逮捕!?警察検察はもちろん弁護士や家族、誰ひとり信じてくれない…!明日あなたの身にも起きるかもしれない現代の日本で本当にあった恐怖
災いには近づかない方が身のため。
けれど自分に降りかかってくる災いで
人生を狂わされた男性の物語です。
味方をしてくれる人間はおらず
無関係な事件を認めるよう強要される。
そんな恐怖の物語が放送されます。
富山県警(氷見警察署)の冤罪が酷い!捜査員の処分や被害男性の現在は?【アンビリバボー】のまとめ
今回は富山県氷見市で実際に起きた
冤罪事件を引き起こした富山県警について
まとめてみました。
・結論ありきの捜査で裏付け捜査無し
・県警、地検、裁判所と無能
・関係者は処分なしで天下りの可能性
・被害男性は再就職できず生活に困窮
