2021.02.02 2021.02.25

仰天ニュースの折り畳み人間の現在や余命は？強直性脊椎炎は芸能人にもいる？

kaznao

こんにちはkaznaoです。

２０２１年２月２日の今日の

世界仰天ニュースは

中国のリーファさんという男性の物語です。

18歳から強直性脊椎炎という病気に苦しみ

折り畳み人間と呼ばれた男性です。

その後は手術によって

まっすぐになることが出来ましたが

現在の様子はどうなっているのかを

追跡調査してみました。

さらにこの病気は中国特有ではなく

日本でもあるので

芸能人や有名人で公表している人が

誰でどれだけいるのも調べてみました。

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仰天ニュースの折り畳み人間とは？

今日の仰天ニュースで紹介される

李華（Li Hua）さんは18歳の時に

激しい関節痛があったので病院に行くと

強直性脊椎炎

という病名を言われました。

強直性脊椎炎とは？

首から腰までの背骨とその周辺に炎症が起き

骨と骨が固着し動かなくなる難病。

治癒は困難で病気の進行を遅らせたり

痛みの軽減といった対処療法が中心。

男性が18歳のころは強い痛みはあったものの

画像のように折れ曲がった状態ではなく

徐々に曲がっていってしまい

ついには頭と太ももの間隔が

1.86ｃｍとほぼひっついいた状態になり

世間からは

折り畳み人間

ペンナイフ男（折り畳みナイフ男）

などと酷い言葉を言われていました。

治療をしてくれる病院を探すものの

治療を行ってくれる医師は

なかなか見つからず

また生活が豊かではなかったため

医療費を払うのも困難であったことから

実に28年という長い間

折り畳み人間として生活していました。

男性の症状は次のようになっていました。

18歳～症状出現。

27歳～首が曲がり始める。

29歳～頭が上がらない。

33歳～上半身が90度曲がる。

35歳～手術前の状態。

そんな生活が変化したのは

男性が46歳の時です。

中国・深セン（深圳）市の

大学病院が治療を引き受けてくれたのです。

4回にも及ぶ手術によって

男性はついにまっすぐ立つことができ

人間らしい生活を取り戻せたのです。

折り畳み人間の現在は？

この動画を見て衝撃でした。

よくこの姿勢で長期間過ごせてきたなぁ

と思います。

母親が世話をしてくれていたから

生活が出来ていたわけですが

それでも

寝る、食事、服を着る

日常を送るのに必要な動作を

この体制でできたことに驚きます。

男性の強直性脊椎炎の姿勢を治すのに

かかった治療費は約200万円。

心臓や移植手術にかかる

数千万円の治療費と比べると

難病の手術のわりに安いんだなと

思ってしまいますが

男性の手術は完治のために手術ではなく

姿勢矯正のための手術。

手術に成功しましたが

病気が完治したわけではないんですね。

手術が終わった後に待っているのは

長期間のリハビリです。

男性がサポートを受けて椅子に座り

そこから

一人で椅子に座れるようになること。

退院する時には

一人で立つことができるようになっています。

折り畳み人間と呼ばれた男性の現在ですが

確認できたのは2020年11月になります。

男性は故郷の湖南省永州市に戻り

小さなお店をオープンし暮らしたいと

願っていました。

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強直性脊椎炎の寿命、余命は？

強直性脊椎炎（AS）の症状は

人によって症状や病気の進行が異なるので

全身が固まる人、固まらない人

色々いる病気です。

この病気は若い時（10代、20代）で

発症し年を重ねるごと（40歳以降）に

症状が治まってくるそうです。

とはいっても

病気が治るのではなく

痛みが和らぐだけで

姿勢がよくなるわけではないです。

適切な治療を受けていれば

の話です。

完治することがない強直性脊椎炎ですが

この病気の生命予後は比較的良好

ということなので

寿命が50歳とか

余命15年とか

そういうものではなく

死亡率は一般人とほとんど変わらない

と言われているようです。

（参考資料：日本AS友の会）

芸能人に強直性脊椎炎の人はいる？

強直性脊椎炎の患者数を調べたのは

1970年というずいぶん昔のデータで

その時の患者割合は0.04％です。

当時の日本の総人口を1億2000万人として

0.04％が強直性脊椎炎とするならば

約5万人がいるという計算になります。

この割合であれば

芸能人や有名人に強直性脊椎炎を

患っている人がいそうです。

芸能人や有名人で

この強直性脊椎炎を公表している人を

調べてみたところ

強直性脊椎炎を公表している

芸能人や有名人を見つかりませんでした。

一般人であれば

強直性脊椎炎にかかった人のブログや

ツイッターに情報がありましたが

有名人、芸能人ではありませんでした。